2020.5.15

【シャクヤク】ふんわり花びらに癒されよう♡【長く楽しむコツ】

5月に旬を迎える“芍薬(シャクヤク)“。4月の後半から市場で見られるようになり、6月前半ぐらいまでの約2か月間のわずかな期間しか主な流通が無いため、5月は一年の中でもシャクヤクを楽しめるとても貴重な時期です♪

シャクヤクは平安時代以前に薬草として日本に伝えられ、その後観賞用として多数の品種がつくられてきたと言われています。花びらの少ない一重咲きのものは「和シャクヤク」、ヨーロッパなどで育成された、花びらが多く香の強いものは「洋シャクヤク」と呼ばれます。英語名では“ピオニー”。甘くエレガントな香りは女性にも人気が高く、香水や柔軟剤などの名前やパッケージなどにも使われていますので、目にしたことがあるかも知れません。

今回はそんなシャクヤクをご自宅で楽しむ方法をご紹介します♪

シャクヤクを長く楽しむ3つのコツ♡

この季節にしか出会えないシャクヤク、せっかくなら長く楽しみたいですよね。その為に簡単にできるオススメの方法は3つ!

3つのコツ

Point 1 なるべく「つぼみ」の状態のお花を選ぼう!
旬のお花はスーパーなどでも透明なラップに入った状態で良く販売されています。すぐに飾りたい場合は咲いたものが華やかでオススメですが、長く楽しむには「つぼみ」から是非チャレンジしてみましょう。

Point 2 固いつぼみは水の中に一度浸け、蜜を取り除きましょう。
シャクヤクは花から蜜がたくさん出ている為、花びら同士がくっついて花を咲かせることができないときがあります。そんな時にとても有効です。つぼみが膨らみ花びらが少し開いてきた状態では行う必要はありませんので、しっかりとお花の状態を観察してみましょう。

Point 3 水をたっぷり入れた花瓶に、直射日光を避けて飾ろう!
切り花が直射日光に当たると水を吸い上げることができなくなり、咲く前にしおれてしまうことも。水に浸かる部分の葉を落とし、水をキレイに保つことも大切です。水の吸い上げが良くなるので、花瓶に入れる水はたっぷりと。

“つぼみ~満開”の変化がシャクヤクの魅力♡

シャクヤクの魅力はなんと言っても、つぼみの大きさから想像できないほどの満開時の華やかさとボリューム感♡おうちの中で開花の様子を楽しめるのはとても素敵なことですよね。気温や環境にもよりますが、およそ10日間から長くて2週間ほど楽しめることも。ご自宅での癒しに是非取り入れてみてくださいね♪