学生の皆さん、学びに遊びに趣味に、充実した毎日を送っていますか?
いろいろなことに興味がわいてくるこの時期、必要になってくるのはお金ですよね。
自分で使うお金はきちんと自分で稼ぎたい!アルバイト先を探すのはもちろんですが、履歴書の書き方についてしっかり確認しておきましょう。
履歴書の基本ルール
市販の履歴書に手書きで丁寧に書きましょう
今ではパソコンで作成するタイプやアルバイト情報誌に添付されているタイプもありますが、市販の履歴書がよいでしょう。
手書きで丁寧に書きましょう。達筆でなくても大丈夫、「丁寧に」書くことであなたの働く熱意や誠実さが相手の担当者へもぐっと伝わりやすくなりますよ!
記入は黒のボールペンを使う
高級な文具でなくても大丈夫です。ただ、今では消えるボールペンがありますがそちらを使うのはやめておきましょう。
熱で消えるインクのため、保管中の状況によっては消えてしまう場合もありますし、公的な書類にふさわしくありません。
また、鉛筆やシャープペンもNGです。消えない黒のボールペンではっきりと書きましょう。
修正液は使わない
書き間違えてしまった場合、修正液は使わないようにしましょう。
修正液は見た目にも綺麗ではないし、後から見て本当に本人が直したのかわからないですよね。
公的な書類では二重線を引いて訂正印を押す方法がありますが、履歴書の場合は面倒でも一から書き直しましょう。
嘘は書かない
嘘もいけません!経歴や年齢など、軽い気持ちで噓を書いてしまうと相手先にもあとあと迷惑がかかることになります。
噓が判明した時、あなたの信用のみならず多方面へ影響があるということを忘れてはいけません。
項目別、履歴書の書き方
履歴書には、主に以下のような内容を記入します。
各項目誤字脱字のないよう、注意して書きましょう。
日付
事前に郵送する場合は、投函年月日を記入、面接の際に持参する場合は、面接日の年月日を記入しましょう。
また西暦か元号かは履歴書内で統一しましょう。
氏名・住所
それぞれの枠内に丁寧に記入しましょう。略字ではなく、戸籍の通り記入します。
履歴書の様式が「ふりがな」の場合はひらがなで、「フリガナ」の場合はカタカナで記入します。
写真
3カ月以内に撮影した証明写真を添付します。プリクラやスナップ写真はNGです。
写真の表情、姿勢、服装、髪型などで相手に与える印象が大きく変わってきますので、身だしなみを整えて撮影しましょう。
電話番号
応募先から採用可否の連絡をもらう際の大事な連絡先です。つながりやすい電話番号(携帯など)を記入しましょう。
学歴
応募先からの指定がなければ中学校の卒業年から記入しましょう。
学校名は略さずに正式名称を記入しましょう。「都立〇〇高校」ではなく、「東京都立〇〇高等学校」と記入します。
卒業見込みも忘れずに記入しましょう。
職歴
過去にアルバイトの経験があれば記入します。仕事の内容や就業期間を可能な限り詳しく記載しましょう。
資格
保有している資格があれば記入しましょう。仕事内容によっては保有している免許・資格が有利になる場合があります。自己アピールの一つにもなります。
趣味・特技
自身の趣味や特技を仕事にどのように活かせるかを前提に記入してみましょう。
職歴がない人や応募先の業種・職種が初めての場合でも、自身をアピールできる大事な記入項目です。
志望理由
どうしてこの会社で働きたいと思ったのか、採用されたらどんな風に頑張っていきたいかなど、熱意が伝わるよう記入しましょう。
面接で聞かれても答えられるようにしっかり準備しておきましょう。
自己PR
志望理由と同様に重要なアピールポイントとなるので、これまでの経験や自分の持ち味を自己分析して記入します。
「体力が自慢」など大まかすぎるものより、「部活動での経験から足腰には自信があります」のように、具体的な表現の方がよいでしょう。
本人希望欄
シフトの希望を記入します。週に何日以上入ることができるのか、入れない曜日があるのか、などを書いておきましょう。
その際、「大学の講義が入っているため」など、必ず理由も併記するようにしましょう。
最後に見直しを忘れずに!
自己PRには、学校での活動などがかかれているか
部活動や学校行事などでの役割や頑張った経験など具体的な事例とあわせて自己PRをすると、面接官により強くアピールできます。
否定的な表現がないか
シフトに関しても、「週2日しか働けません」と書くよりも、「週2日であれば○時間は働けます」といったように、否定的な表現のものは肯定的な表現にしましょう。
いかがでしたか?
たかが履歴書と侮ってはいけません。
履歴書はあなたの「顔」となり、良いアルバイト先に結びつけてくれることでしょう。
正しく丁寧な履歴書を書いて、バイト先にアピールしましょうね。