知らないと損する?アルバイトも知っておきたい所得税

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所得税という税金をご存じでしょうか。基本的に会社員が年収に応じて支払うものというイメージが強いと思います。
しかし、この所得税ですが場合によってはアルバイトをしている人にも関係のあるものなのです。
今回はアルバイトでも関係のある所得税についてご紹介します。

所得税って何?

所得税とはその名前の通り、その人の所得に対してかかる税金のことです。
その支払額については収入に比例し、所得が多ければ多いほど、その支払う額についても多くなります。
税率は、所得が195万円以下の時の5%が最小です。最大になるのは所得が1,800万円以上の時で、税率は40%になります。

アルバイトが所得税を払うかどうかは年収による

アルバイトで働く場合も、もちろん所得税がかかる可能性があります。
所得税がかかるかどうかは、年収によって決まり、額として103万円が基準です。
これ以上の所得がある場合は所得税の支払い義務が生じます。

所得税の先払い?源泉徴収とは

所得税を自身で支払っているという方はあまりいないでしょう。基本的に所得税は「源泉徴収」という形で毎月の給料から支払われています。
毎月の給料から社会保険料の額を差し引いた額で88,000円以上になった場合に、源泉徴収は行われます。
日払いの場合は、日毎に9,300円以上の収入がある場合に徴収されることになります。
この源泉徴収によって支払われた税金は年末調整によって戻ってくる場合があります。

支払いすぎた所得税の返還、年末調整とは

源泉徴収で所得税を支払うとしましたが、この源泉徴収は仮払いのようなもので、最終的な所得税というのは年末12月に確定します。
そのため、毎月の源泉徴収で支払った額が本来の所得税に対して過不足が生じることもあります。
そんな過不足があった所得税の最後の調整を行うのが年末調整です。

>「年末調整・還付金」についての詳しいお役立ち情報はこちら

 

いかがだったでしょうか。
所得税は働く上で知っておかなければならない大事な知識です。
今までよくわからないけど源泉徴収されていたという人も多いかもしれません。
正しい知識を持って自身で税金を計算することも大切になことなので、一度見直してみてはいかがでしょうか。

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