スマートフォンのゲームアプリは社会現象になるほどの人気を得ています。
学生から社会人まで、幅広い層の方に人気があるのが特徴ですね。
そんなゲームアプリを作っているのがゲームクリエイター。これらの人気ゲームを作るお仕事とはどんなものなのでしょうか。
今回はスマートフォン向けのゲームクリエイターのお仕事についてご紹介いたします。
従来のゲームとスマホゲームの違いって？
日本には昔からファミコンやプレイステーションなど、様々なゲーム機があり人気を博してきました。それらのゲームとスマホのゲームは何が違うのでしょうか？
まとめると以下のようになります。
・場所を選ばない
・簡単なプレイ
・基本無料で遊べるものが多い
ゲーム機は基本的に家でプレイするものが多いのに対し、スマホゲームはスマホさえあればどこでも遊べます。
また、ゲーム機ではコントローラーで複雑な操作が必要なのに対し、スマホのゲームはフリックとタッチだけでほとんどのゲームが遊べます。
家庭用ゲーム機の中には数万円するものも多く、新作ソフトも1万円近いものがほとんどです。それに対し、スマホのゲームは基本無料で遊べてしまうものが多いです。
以上の3点が、スマホゲームの人気を支えていると言えるのではないでしょうか。
では、実際のスマホゲームのクリエイターについてご紹介していきましょう。
企画から設計まで「プランナー」
ゲームの企画を考え、それを実際に作る形に設計するのがプランナーという仕事です。どういった人が遊ぶのか、どうやったら楽しんでもらえるのか、
そういったことを考えながら企画を作っていきます。
スマホゲームの場合、操作方法が限られるため、作れるゲームの幅も無限ではありません。
その中からどのようなゲームを作るのか、センスと知識が問われる仕事です。
みんなに愛されるキャラクターを。「グラフィックデザイナー」
可愛いキャラクターやカッコいいキャラクターのいるゲームはプレイしたくなりますよね？
そういったキャラクターをデザインするのがデザイナーです。
それ以外にも背景や、メニュー画面、ボタンのデザインも作ることがあります。
そういったゲームの美術一つ一つにもこだわりがあるんですね。
音の専門家「サウンドクリエイター」
ゲームの音楽を作る仕事です。
音といってもBGMだけでなく、様々な効果音やボタンを押す音など、全ての音を作っていきます。
ボタンを押したときにいい音がするとプレイしていて楽しくなりますよね。
スマホのゲームでは音に合わせてボタンを押す「音ゲー」も多く、注目の職業の一つかもしれません。
魅力的なキャラはこの人次第「ライター」
ゲームのシナリオやキャラクターのセリフなどを考える仕事です。
キャラクターの設定に応じてふさわしいセリフを作り、シナリオを作っていきます。
場合によってはプランナーが兼任することもあります。
キャラクターやゲームに息を吹き込む大事な仕事ですね。
ゲームの要「プログラマー」
こうして作り上げた様々な要素を実際にスマホの上に作り上げるのがプログラマーです。
建築家に対する大工さんのようなもので、この人がいないとゲームは形になりません。
常に最新の技術を身に着け、専門的な知識をフル活用してゲームを成り立たせていきます。
どんなスマホで動かすのか、どんな技術を使うのか、臨機応変な能力が求められます。
いかがでしたか？
ゲームをクリアした時などに流れるスタッフロールを見てみると、実にたくさんのクリエイターが携わっていることが分かります。
普段遊んでいるスマホのゲームはこういったクリエイターの皆さんによって生み出されているのです。
楽しいゲームを日々生み出し続けるゲームクリエイターの皆さんは、まさに現代の職人といえるかもしれません。
